愛犬生活

子犬のしつけをはじめたい!そんなときに、こころがけること

ボールと遊ぶ子犬  04-20-03

ワンちゃんのしつけ

ワンちゃんがおうちに来て、
すこし時間が経ち、
おうちにも飼い主さんにも慣れて、
そろそろ、ワンちゃんにしつけをはじめたい

そう思われた飼い主さんは、
ワンちゃんにしつけするときに、
どんなことに気をつけたらいいのか?

それが今回のテーマです。

どうしたら、
ワンちゃんのしつけがうまくいくのか?


1にほめる、2にほめる、
3、4もほめる、5もほめる。

といって過言ではないほど、
ほめて、伸ばしてあげることが大事なのです。

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ワンちゃんのほめ方

では、具体的にどんな具合にほめたらいいのか?

たとえば、エサをまえにして、
「待て」をしつけるときを例にしてみましょう。

ワンちゃんのまえに、ジャーキーやおやつなどを置き、
「待て」と声をかけます。

はじめは、ワンちゃんは意味がわからず、
飼い主さんの言葉に反して、
ジャーキーを食べてしまうと思います。

しかし、「待て」という言葉と同時に、
ワンちゃんの顔のまえに、
手を差し出すなどして、
ジャーキーからさえぎることなどをくり返すと、
ワンちゃんが食べるのをガマンすることがあります。

そうしたら、愛情をたっぷり込めて、
ほめてあげてください。

参考記事:犬のしつけでファントレーニングをするメリット

時間を置いたりせず、
ワンちゃんがしつけを守ったら、
その瞬間に、すぐにほめてあげることが大事です。

そうすることで、
いまやったこと(「待て」をしたこと)=ほめられること、
なのだ、という因果関係をワンちゃんが覚えます。

このようにして、
しつけを守ること=飼い主さんにほめられること=心地いいこと、
とワンちゃんにほめられる喜びを教えてあげると、
しつけを積極的に覚えようとするワンちゃんになって、
そのあとのしつけが、とても楽になります。

本当に、よくしつけを守ったときは、
言葉だけでなく、頭や背中などをなでながらほめてあげてください。

こうすることで、スキンシップも取れ、
ワンちゃんは、よりしつけを守ることをがんばろうと、
前向きになるのです。

ワンちゃんの叱り方

人を噛んでしまったり、
さわってはいけないものをいじってしまったりと、
ワンちゃんがいけないことをしたときには、
叱ることも大事です。

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そのときは、
なにがいけなかったかの因果関係がはっきり分かるように、
いけないことをしたら、すぐに怒ることが大事です。

たとえば、手を噛んだとしたら、
ワンちゃんに手の噛まれた部分を見せ、
さわってはいけないものをさわったとしたら、
そのものをワンちゃんに見せてから、
飼い主さんはワンちゃんの目をしっかりと見て、
「ダメ!」とはっきり言うことが肝心です。

叱るとき、注意しなければならないのは、
「叱る」と「怒る」とは違うということです。

噛まれたり、モノを壊されたりして、
怒りをぶつけたくなることもあるかもしれませんが、
あなたはワンちゃんの飼い主さんなのです。

ワンちゃんをおうちで飼うと決めた主なのです。

怒りではなく、愛情をもって接し、
ワンちゃんをしつけるために「叱る」、
このスタンスを、いつでも大事にしてください。

ご家族でしつけをするときは

また、ご家族でワンちゃんを飼われている場合は、
ほめるときに使う言葉(「よし」「よくやった」「グッド」など)、
叱るときに使う言葉(「ダメ」「いけない」)
をご家族のあいだで、統一するようにしてあげてください。

ご家族のあいだで、一貫性がなく、
ほめる言葉、叱る言葉が違っていると、
ワンちゃんはしつけを覚えるのに、
混乱してしまい、覚えが悪くなってしまうことがあるからです。

ワンちゃんがした、ひとつの動作に対して、
あるときはほめたのに、あるときは叱る、など、
態度を変えることもないように気をつけてあげてください。

ワンちゃんが混乱して、
しつけに対して、前向きに取り組めなくなってしまいます。

大事なのは、しつけをするまえに、
なにがよくて、なにがいけないことなのか、
ワンちゃんになにをしつけさせたいのか、
どんな言葉でしつけるのか、
飼い主さんがよく考えておき、
ご家族でおなじ態度で、しつけに取り組むことです。

参考記事:犬が家族によって態度を変える?それはなぜなのか?

ワンちゃんが楽しんで覚えられるよう、
教えることは大事ですが、
しつけのときは、遊びのときとは異なり、
短い時間で、メリハリをつける、
ということも、忘れないようにしてください。

ということで、
今回は、「ワンちゃんのしつけをするときに心がけること」
をお送りいたしました。

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