愛犬生活

室内犬が盗み食いをしないようにするしつけ

えさを待つ犬 11-27-02

室内犬の場合、犬が台所やダイニングに侵入して、盗み食いをしてしまうというのもよくある悩みだと思います。

動物にとって物を食べるということは本能ですので、目の前にあるとどうしても我慢が出来ないものです。

人間ですら難しいのですから、犬の気持ちもわかるかと思います。ここでは、犬が盗み食いをしないようになるしつけについて書きます。

盗み食いを出来ない環境を整える

動物の本能として盗み食いを抑えるのが難しい以上、最初から出来ないような環境を整えるのがベストであると言えます。

まず基本として、テーブルの上に食べ物を置きっぱなしにしないようにしましょう。

盗み食いのほとんどがこのパターンによって起きているので、これだけでも大分違います。

次に、台所やダイニングに犬が入れないようにするというのも手です。

ダイニングの場合、マンションなどだと家の中心にあるので難しいかも知れませんが、台所なら可能なはずです。

赤ちゃんの侵入を防ぐフェンスなどを利用して、犬が入ってこれないようにしましょう(犬用のものもありますが、赤ちゃん用の方が多く普及しているので、安く手に入ります。

また、家に昔の物があるという人もいるでしょう)。ダイニングへの侵入が防げない分は、上に書いた通り、食べ物を出しっぱなしにしないという方法で対処しましょう。

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また、ゴミ箱をフタ付きのものにするということも重要です。

人間にとっては生ゴミでも、犬にとってはごちそうというものは沢山あります。

例えば唐揚げの骨などですが、このようなものを犬が漁ることが出来ないように、ゴミ箱をフタ付きのものにするなどしましょう。

そして、戸棚の中に食べ物を入れているという場合は、戸棚を犬が開けることが出来ないように、ガムテープなどで固定しておきましょう。

賢い犬の場合、簡単な戸棚だったら開けてしまうことがあるので、こうした対処も必要です。

その他、包丁などの危険なアイテムは出しっぱなしにしないようにしましょう。

それを犬が食べようとするわけではないですが、別のものを食べようとして台所にジャンプした時、包丁などを落としてしまい、それで怪我をするという危険性があります。

犬が怪我をしたら、盗み食いをされるよりも大変なことになってしまうので、これは特に注意しましょう。

基本的に、人間の食べ物をあげない

盗み食いというのは人間の食べ物を食べるということですが、人間の食べ物と犬の食べ物は違うということを、徹底して教えていれば、このようなことは起きません。

つまり、日頃から絶対に、人間の食べ物を犬に与えないということをルールとして決めるのが大切です。

室内犬の場合、ついつい与えてしまうものですが、これは絶対に避けるようにしましょう。盗み食いを防ぐためにも重要ですが、犬をドッグカフェなどに連れて行く場合など、あらゆる時に必要なしつけになります。

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犬が盗み食いをする危険性

犬が盗み食いをすることによる危険性も、よく把握しておきましょう。

ただ食べられるというだけならいいのですが、それによって犬が体を壊してしまうと大変なことになります。

人間の食べ物の中には、犬が食べたら害になってしまうものが沢山あります。例えばネギ類やチョコレートなどがそうです。

これらの食材そのものでもそうですが、これらが少しでも含まれている料理でも、犬にとっては害となります。

また、こうした食材のようにすぐに害が出るものではなくても、人間の食事は基本的に、犬にとっては好ましいものではありません。

塩味や砂糖味もこすぎますし、カロリーも多すぎます。

動物の味覚のほとんどは実は嗅覚で決まっていますが、犬の嗅覚は人間の遥か上なので、味についても、相当薄味でいいのです。

なので、人間の味になれるというのはとても危険なことです。

このような危険性も把握し、しっかりと盗み食いへの対処をしましょう。

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