散歩中、犬がほかの犬に吠えかかる!どうしつけたらいいの?
ワンちゃんがほかの犬に吠えかかってしまう!
ワンちゃんを散歩に連れていくと、
ほかのワンちゃんに出会うことが、
しばしばあると思います。
あるときは、一匹だけであったり、
またあるときは、数匹のワンちゃんと、
出会ったり、すれ違ったりすることも、
めずらしいことではないでしょう。
こういった機会は、
ワンちゃんの社会性を育むうえで、
このうえなく良く、
ワンちゃん同士の仲を深め、
また、ワンちゃんを飼っている、
飼い主さん同士のネットワークを深めるための、
良い機会でもあります。
しかし、なかには、
人見知りならぬ、「犬見知り」で、
ほかのワンちゃんと仲良くできず、
そればかりか、吠えかかってしまうワンちゃんもいます。
ご自分の飼われているワンちゃんが、
そのような「犬見知り」であった場合、
どうしたらいいか?
というわけで、今回は、
「ワンちゃんがほかの犬に吠えてしまう場合、
どのようにしつけたらいいか?」
をお送りします。
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吠えかかる理由もワンちゃんによってさまざま
まず、ワンちゃんがほかにワンちゃんに吠えかかる、
というひとつの行為にも、
さまざまな理由があるということを、
理解する必要があります。
なので、ほかのワンちゃんに吠えかかる、
ワンちゃんの飼い主さんは、
ご自分のワンちゃんが、
どのように吠えかかっているのか、
よく観察してみてください。
ワンちゃんが怖がって吠えている場合
もし、ワンちゃんが、
飼い主さんのうしろに隠れたり、
後ずさりしながら吠えているようであれば、
ほかのワンちゃんをこわがって、
吠えている可能性が高いです。
こういった場合、
ワンちゃんに怖くないと思わせて、
安心感を持たせることが必要となります。
散歩中、ワンちゃんが、
ほかのワンちゃんに出くわし、
吠えかかりそうになったら、
「だいじょうぶだぞ」「怖くないぞ」など、
やさしく声をかけて、落ち着かせてあげましょう。
ワンちゃんを一旦とめて、
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」を声をかけながら、
頭や背中などを撫でて、
安心感を与えてあげるのも効果的です。
飼い主さんがそばにいてくれる、
飼い主さんが守ってくれる、
という気持ちにワンちゃんがなれば、
不安がなくなり、ほかのワンちゃんを怖がらなくなり、
吠えかかることもなくなるでしょう。
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ほかのワンちゃんに吠えかからなくなったら、
散歩で出会った、
おとなしいワンちゃんのまわりを、
距離をおいて歩かせてもらって、
慣れるための練習をさせてもらうと、
じょじょに、ほかのワンちゃんとの距離が縮まって、
近づいても平気になっていきます。
ワンちゃんが威嚇して吠えている場合
つぎに、もしワンちゃんが、
ほかのワンちゃんが近くに寄らないよう、
激しく吠えかかっているようであれば、
これは、ほかのワンちゃんが、
じぶんに近づいてこないように、
威嚇している可能性が考えられます。
ワンちゃんによっては、飼い主さんを、
ほかのワンちゃんの攻撃から守るつもりで、
吠えかかっている場合もあります。
この場合は、ワンちゃんの気をそらすことが効果的です。
散歩中、ほかのワンちゃんに出くわしたら、
すぐに、ワンちゃんの名前を呼んで、
飼い主さんのほうに注目させ、
ほかのワンちゃんから気をそらさせるのです。
それでも、吠えかかろうとするようであれば、
ワンちゃんの顔を、飼い主さんのほうに向けさせて、
「おすわり」をさせて、
ほかのワンちゃんがとおり過ぎるのを、
ガマンさせましょう。
そして、とおり過ぎるまで、
おとなしくしていることができたら、
「よし」と声をかけて、
頭を撫でて、誉めてあげましょう。
これをくり返すことで、
ほかのワンちゃんの前で静かにしていたら、
飼い主さんに誉められる、
ということを覚えさせて、
吠えかかることをやめさせるのです。
ワンちゃんが喜んで吠えている場合
さいごに、もしワンちゃんが、
ほかのワンちゃんに近づきながら、
高い声で吠えかかっているようであれば、
仲間に出会ったことで、
うれしくて興奮している可能性が考えられます。
おとなしくさせるためには、
先ほどの「威嚇している場合」と同様の対処法で、
問題ありません。
ですが、ほかのワンちゃんも、
遊び相手になってほしそうで、
そのワンちゃんの飼い主さんも、
了承しているようであれば、
ワンちゃん同士をすこし近づけて、
散歩で出会うたびに、
仲を深めていっても良いでしょう。
というわけで、今回は、
散歩中、ワンちゃんが、
ほかのワンちゃんに吠えかかってしまうときの対処法を、
お送りいたしました。
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