愛犬生活

犬がお客さまに吠えて困る!どのように、しつけたらいいの?

人に吠える犬 12-14-01

ワンちゃんがお客さまに吠えて困る!どのように、しつけたらいいの?

おうちにお客さまが来られたときに、
ワンちゃんが吠えて、
困ってしまったことのある飼い主さんは、
少なくないのではないでしょうか?

そして、外ではそのお客さまに会っても吠えなかったのに、
おうちに来られたときは、
なぜか吠えて、不思議に思われた飼い主さんも、
おられるのではないでしょうか?

それはなぜなのか? そして、どうしたらいいのか?

ということで、今回は、
「ワンちゃんがお客さまに吠えて困るときの対処法」
をお送りいたします。

ワンちゃんの「なわばり」意識を知りましょう

この問題を語るうえで、
知っておいたほうがよいことがあります。

それは、ワンちゃんの「なわばり」意識です。

以外に思われる飼い主さんさんも、おらえるかもしれませんが、
おうちで飼われているワンちゃんでも、
「なわばり」を持っているのです。

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ワンちゃんのご先祖さまであるオオカミが、
野生で生きていたときの名残りで、
ワンちゃんにも、「なわばり」を守る本能が備わっているのです。

ワンちゃんと散歩に行ったとき、
さかんにマーキングしようとするのが、
じぶんの「なわばり」を守ろうとしている証なのです。

ワンちゃんにとって、
「なわばり」はとても大切なものですが、
そのすべてを把握しつづけて、
ほかのワンちゃんや怪しいヒトから、守りつづけるのは不可能です。

なので、ワンちゃんは、
「なわばり」を「2段がまえ」にして、とらえているのです。

ワンちゃんの「なわばり」は「2段がまえ」

飼い主さんと散歩するコースは、
ワンちゃんの「なわばり」と認識していますが、
ほかのワンちゃんやヒトがとおります。

なので、ここはほかのワンちゃんや人間との、
「共有スペース」とワンちゃんはとらえています。

この「なわばり」で、
ほかのワンちゃんやヒトと出くわしても、
「共有スペース」なので、
ワンちゃんは、そこへの侵入を見逃します。

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ですが、飼い主さんのおうちやお庭は、
ワンちゃんのじぶんだけの「なわばり」ととらえます。

ここが、じぶんと飼い主さんだけのものだ、
とワンちゃんが思っていて、
ほかのワンちゃんやヒトが来ると、命がけで守ろうとするのです。

というのが、
お客さまがおうちに入ろうとするときに、
ワンちゃんが吠える理由なのです。

ワンちゃんをお客さまに吠えさせない方法

では、そのようなとき、どうしたらいいか?

お客さまが、おうちに来られるとき、
飼い主さんは、おうちのまえで待つようにして、
お客さまを迎えて、飼い主さんといっしょに、
おうちに入るようにしてください。

こうすると、
飼い主さんといっしょに入ってくるので、怪しいヒトではない、
とワンちゃんが認識して、吠えるのをやめます。

もし、この方法でも、
ワンちゃんが吠えるようであれば、
ワンちゃんを外に連れだして、
飼い主さんといっしょに、お客さまを迎えるようにしましょう。

お客さまの出迎えを何度も経験すると、
ワンちゃんは、しだいに飼い主さんが招き入れるお客さまが、
安心してもいいヒトなのだ、と思い、
吠えるのをやめるようになります。

それでも、吠えるような警戒心の強いワンちゃんの場合は、
玄関で、お客さまを迎えてから、
立ち話などをして、ワンちゃんが落ち着いてから、
おうちに入るようにすれば、
吠えつづけるのを、防ぐことができます。

参考記事:犬が来客に吠えないようにするしつけ

吠えるのはワンちゃんの使命感から

お客さまに、吠えるのは、
そのワンちゃんの「なわばり」を守ろう、
飼い主さんを守ろうという意識に比例しています。

守ろうという意識が強ければ強いほど、
お客さまに、吠えかかるので、
あたたかい目で、ワンちゃんを見守りながら、
お客さまに、慣れさせるようにしてあげてください。

ということで、今回は、
「ワンちゃんがお客さまに吠えかかるときの対処法」
をお送りいたしました。

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