愛犬生活

犬がインターホンに吠えないようにするしつけ

インターホンに出る男の子 12-21-01

インターホンの音に反応して吠える犬は沢山います。インターホンの音で、外部の人間が来るということをわかっているからです。

実際、突然の来客には怪しい人物もいるわけですから、このような反応は決して間違ったものではありません。

しかしながら、マンションなどでこうして毎回犬が吠えてしまうと、やはり大変でしょう。

ここでは犬がインターホンに吠えないようにするしつけについて書きます。

来客(友人)にエサをあげてもらう

しばらくは友人に協力してもらうのが効果的です。まず、友人に来客として訪問してもらいます。

犬はいつも通り警戒していますが、友人と飼い主が親しそうに会話をしていて、さらに友人がお菓子などをくれれば、「この人は敵ではない」と認識します。

それを何人かの人に協力してもらい、何度か続けることによって、犬は「インターホンが鳴るとお菓子をもらえる」と学習します。

参考記事:犬のしつけでファントレーニングをするメリット

これによってインターホンが犬によって良い音に聴こえるようになれば、自然と吠えなくなります。少し時間はかかりますが、確実な方法です。

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インターホンの音を変える

すぐに吠えるのを辞めさせたい時には、一時的な方法になりますが、インターホンの音を変えるというのも効果的です。

犬は前の音を覚えていますから、前の音なら吠えますが、違う音であれば気づかずに無視するでしょう。なので、即効性を求めるのであれば、この方法が一番です。

ただ、犬もやがて新しいインターホン音を学習します。そのため、最終的にはその新しい音で、上に書いたような友人に協力してもらうしつけをする必要があります。

しかし、とりあえずの一時しのぎのような形で、このように音を変えるというのは有効な手です。

そして、新しい音に変えてしばらくの静かなうちにしつけを行うようにすればスムーズに長期的に吠えないように出来るでしょう。

インターホンが鳴った瞬間に静かにさせる方法

上のように、友人に協力してもらうにしても、犬がわんわん吠えまくった状態で玄関まで連れて行くのは大変です。

また、その間に泣き止まないと、その時間も近所迷惑になってしまいます。

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なので、インターホンが鳴った瞬間から、静かにさせる方法も知っておくといいでしょう。

このためには、まず音が鳴った瞬間に素早くリードを引くことです。リードを引かれれば、たいていの犬は一瞬ひるむので、一瞬音を止めます。

その間にご褒美をあげます。このように、リードで少し強引にこちらに注意を惹きつけ、お菓子を与えることで、とりあえず静かにさせることが出来ます。

また、この方法は一時的に静かにさせるだけでなく、インターホンの音が鳴るのはいいことだという刷り込みにもなっています。

この後、来客役の友人からお菓子をもらう前にも、「もしかしたら、インターホンの音はいい音なのか?」という感情を犬にもたせておくことで、上に書いた刷り込みはよりうまく行くことでしょう。

このように、シンプルな方法ではありますが、ご褒美をあげることと、それをあげるタイミング、褒めるタイミングを見計らうということで、インターホンに対しても犬は確実に吠えないようになります。

怪しい人間に対しては吠えることを教えるのも重要

めったにないことではありますが、強引な訪問販売のセールスマンなど、追い払うべき人物がインターホンを押して訪れることもあるでしょう。

その時に、犬の吠え声は撃退するのに非常に有効です。

このような時、犬がインターホンや来客に吠えなくなっていると困ります。しかしながら、これについては、吠えないしつけが出来るようになっていれば大丈夫でしょう。

というのは、犬と飼い主の意思疎通が前よりもはかれるようになっているので、飼い主の困っている表情を察して、犬が吠えてくれるからです。

今困っているということを犬に伝えるため、このような時はいつも以上に嫌そうな口調、表情で話すといいでしょう。

そうすればそれが犬にも伝わります。悪質なセールスなどに丁寧な受け答えをしないことです。

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