愛犬生活

犬が噛み付く前兆のボディランゲージ

犬が人間や他の犬に噛み付くときには、必ず何かしらの兆候があります。

その中で最も分かりやすいのがボディランゲージですが、ここではそのような時に犬がどんなボディランゲージをするのか紹介します。

体が硬くなり、耳が前を向く

一言でいうなら「全身がこわばっている」という状態です。

体が硬くなるのは、筋肉に力を入れ、臨戦態勢に入っているということです。

あるいは、恐怖心から噛み付き衝動を起こしている弱い犬の場合には、緊張で筋肉がこわばっている状態です。

こうした怖がりの犬の場合は同じ硬直でも、頭が低くなります。

して、しっぽは下がっています。吠えたりして威嚇しているかも知れませんが、頭が低くなっているのは怖がっている証拠と考えていいでしょう。

逆に頭の位置が高いままの犬は、自分の実力に自信を持っているということです(このケースでは、自信を持たれても飼い主としては困るのですが)。

耳が前を向いているのは、相手が発する音を聞き漏らさないための狩猟本能です。

怖がっている犬の場合は耳がぺしゃんこになってしまうことがありますが、これは敵が発する音を聞くことすら怖がっていることの証拠です。

本当に戦いたがっているのであれば、上に書いたように相手の音を聞き漏らさないように耳を前に向けるはずなので、耳が倒れているというのは、やはり怖がっている証拠なのです。

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鼻にシワがよる

犬を飼っている人なら知っているかと思いますが、犬も眉間に皺を寄せるような行動をとります。

犬の場合は眉間ではなく、鼻と眉毛の間くらいの位置ですが、ここにシワを寄せているのは、相手を威嚇している証拠です。

相手を見据えながらここにシワを寄せている犬は、噛み付く気まんまんです。

逆に怖がっている犬の場合は、唇が後ろに下がっています。

一見すると人間のヤンキーがとるような表情で、相手を威嚇しているようですが、実は怖がっているのです(もしかしたら、こうした表情をするヤンキーも内心は怖がっているのかも知れません)。

瞳孔が開き、唸り声を出す

さらに瞳孔をはっきりと開き、唸り声を出すようになります。「グルルルル…」という声です。

ここまで来たらほとんどの人がこのボディランゲージに気づくことでしょう。瞳孔を見開くのは、相手の動きを見逃さないためです。

怯えている犬の場合は、この時にしっぽを巻き込んでいます。

瞳孔は見開いていますが、これは相手を攻撃するためというよりは、相手の動きをよく見て、いつでも逃げられるようにしているためと考えた方がいいでしょう。

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そして、この後の最終のポーズとして、胸を張って前傾姿勢で前歯を出し、威嚇するようになります。

前歯を出すのは噛み付きの意思表示であり、前傾姿勢はいつでも飛びかかれるということを示すためのもの、また実際に飛びかかれる態勢を整えるためのものです。

怯えている犬の場合、この時完全に体は低くなっており、スフィンクスのようなポーズを取っています。

体は前傾姿勢ではなく後ろに傾く姿勢になっており、唇は完全にめくれ上がっています。

愛犬の平常心と緊張状態のボディランゲージを把握しよう

上に書いたものは、噛み付きに至る時の、攻撃的なケースと怯えているケースのボディランゲージです。

これは犬が見せるボディランゲージのほんの一部に過ぎず、噛み付きに関係があるものとないものの双方で、犬は様々なボディランゲージを見せます。

このような犬のボディランゲージを全て把握し、犬の平常心の状態と緊張状態をすぐに判断できるようにすれば、犬を緊張させているものが何かもすぐに気づき、そうしたデータを脳内に蓄積して、そうしたものを避けて散歩などをすることも容易になります。

なので、まずは犬のボディランゲージをしっかり観察するようにしましょう。

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