愛犬生活

犬に「お手」をおぼえさせたい!どのように教えたらいいの?

お手をする犬  04-20-04

ワンちゃんに芸をおしえたい

ワンちゃんの芸で最初に思い出すもの、といえば、
「お手」「おすわり」あたりではないでしょうか?

飼い主さんには、
ワンちゃんを飼ったら「お手」「おすわり」をさせるのが夢だった、
という方も、少なくないのではないでしょうか?

ワンちゃんに「お手」や「おすわり」などができるようになると、
飼い主さんとのコミュニケーションが生まれ、
絆がふかまり、ワンちゃんとの生活がより楽しくなります。

ということで、
今回は比較的簡単な「お手」のおぼえさせ方、
をテーマにしたいと思います。

「お手」のおぼえさせ方

では、「お手」をおぼえさせるにはどうしたらいいのか?

ワンちゃんの正面に飼い主さんがすわり、
飼い主さんの右手のひらを、
ワンちゃんの左手(左前足)にまえに出し、
「お手」と言ってみましょう。

コミュニケーション好きであったり、
勘のいいワンちゃんは、
飼い主さんの手にさわろうと、
ポンと飼い主さんの手のひらに手を置いてくるかもしれません。

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ワンちゃんが偶然であれ、
このような行動をとったら、
ワンちゃんの頭やからだを撫でてほめてあげてください。

もう一度、飼い主さんが手を出して、「お手」を言って、
また手を出してきたら、しめたものです。

ワンちゃんはこの動作が「お手」という動作であることを、
覚えたのです。

こうなったら、
ワンちゃんの頭のなかで、
「お手」=「飼い主さんの手に自分の手を乗せること」

という回路ができあがっていますので、
「お手」が成功するたび、
頭やからだを撫でてしっかりほめるようにしてあげてください。

「お手」=「飼い主さんが喜ぶ」=「自分がほめられる」

ワンちゃんのなかで、このような回路ができあがり、
これをすれば、飼い主さんが喜ぶんだ、
これをすれば、自分がほめられるんだ、
ということを、きっちりとおぼえ、
ワンちゃんは「お手」を忘れることがなくなります。

「お手」のおぼえさせ方 上級編

では、コミュニケーションが苦手だったりして、
ワンちゃんのまえに手をだして、「お手」と言っても、
手をだしてこないワンちゃんの場合はどうしたらいいか?

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そんなワンちゃんには、
飼い主さんがやさしく、働きかけて、
おしえてあげる必要があります。

先ほどとおなじように、
ワンちゃんの正面にすわって、
「お手」と言ってから、
飼い主さんが右手で、ワンちゃんの左手(左前足)を、
ひょいとかるく持ち上げて、
飼い主さんが「お手」のポーズをとらせてあげるのです。

すぐにおぼえなくても、
「お手」と言ってから、
飼い主さんがワンちゃんの手を、
持ち上げることを根気よく、くり返しているうちに、
ふとワンちゃんが左手を、
飼い主さんの右手のひらに乗せてくることがあると思います。

この瞬間を逃すことなく、
ワンちゃんの頭やからだを撫でて、
よく誉めてあげてください。

これで、ワンちゃんはなんとなく、
ああ、これが飼い主さんが「お手」と言っているものなのかな、
と頭のなかにネットワークが生まれます。

あとは、「お手」という言葉と、
「飼い主さんの右手のひらに自分の左手を置く」
という動作との関連づけが、
ワンちゃんの頭のなかで回路としてできあがるよう、
時間をかけて、根気よく、つづけて、
「お手」ができたときには、
きちんとほめることを忘れないであげてください。

「お手」がすべての基本

ワンちゃんは、
集団生活をすることが本能として備わっていますので、
自分より目上の存在である飼い主さんが喜ぶ、
飼い主さんにほめてもらえる
ということがなによりも嬉しいのです。

「ワンちゃんが、なにかを覚えたらほめる。」

これが、「お手」以外の、
「おすわり」「待て」「なになにを持ってこい」など、
より高度な芸をおしえるときにも基本になります。

なので、一番簡単な芸である「お手」は、
ワンちゃんが芸をならう大事な第一歩であるとともに、
飼い主さんがワンちゃんに、
芸をおしえることをおぼえる大事な第一歩でもあるのです。

なので、簡単な「お手」でも、
けっして、手をぬかず、ワンちゃんにおぼえさせてあげ、
飼い主さんもおしえ方を学ぶようにしてくださいね。

ということで、今回は「お手」のおぼえさせ方についてでした。

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