愛犬生活

犬に「待て」をおぼえさせたい!どのように、しつけたらいいの?

待てをする犬 12-04-02

ワンちゃんに「待て」をおぼえさせたい!どのように、しつけたらいいの?

「お手」「おすわり」「ふせ」「おいで」など、
ワンちゃんのしつけにはいろいろありますが、
「待て」は特別な意味のあるしつけです。

というのは、ほかのしつけは、
動作をともなうのに対して、
「待て」はじっと我慢するという、
精神的な忍耐が必要なものだからです。

「待て」をおぼえさせれば、
散歩に出かけるとき、エサをあげるとき、
ほかのワンちゃんに飛びかかろうとしたときなど、
ワンちゃんをその場で待たせて「制御」できます。

なので、ワンちゃんの行動にケジメをつけたり、
精神的な成長のために、大事なしつけとなります。

ということで、今回は、
「ワンちゃんに『待て』をおしえる方法」
をお送りいたします。

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まずは飼い主さんのそばで、待たせます

では、具体的にどのようにしつけていったらいいのか?

順をおって、ご説明していきましょう。

まず、ワンちゃんにリードをつけて、
飼い主さんは横に立って、「おすわり」をさせましょう。

そして、飼い主さんは、
ワンちゃんの鼻のまえに、右手を出して、
「待て」と命じます。

それから、飼い主さんは、
ワンちゃんから横に2、3歩離れて、様子を見ましょう。

動かなければ、つぎのしつけに移ります。

もし、ワンちゃんが動こうとしたら、
リードを引っぱって、「待て」と命じて、
ワンちゃんの動きを止めます。

「手のひら」の合図で、ワンちゃんから距離をとりましょう

つぎに、ワンちゃんの正面に立って、
「おすわり」と指示を出します。

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ワンちゃんが座ったら、
飼い主さんは、手のひらをワンちゃんに向けて、
「待て」と命じて、少しずつ、うしろにさがっていきましょう。

ワンちゃんに手のひらを向けるのを、
「待て」の合図だと、ワンちゃんにおぼえさせるようにしてください。

これで、ワンちゃんが動かなければ、つぎのしつけに移ります。

もし、飼い主さんがうしろにさがったときに、
ワンちゃんがつられて、まえに動いてきてしまったら、
飼い主さんは、ワンちゃんのところにもどって、
リードを少し上に引っぱって、
ワンちゃんの動きを止めて、「待て」をおぼえさせます。

ワンちゃんが動かずに待っていられるようになったら、
じょじょに、「待て」のできる時間をのばしていきましょう。

「待て」のまま、ワンちゃんの視界の外に移動しましょう

つぎに、飼い主さんは、ワンちゃんの正面に立って、
「待て」と命じてから、
リードいっぱいまで、離れます。

そして、飼い主さんはリードを持ったまま、
ワンちゃんのまわりを、時計回りにまわったり、
その反対にまわってみたりしてください。

もし、飼い主さんが、
ワンちゃんの視界の外に移動しても、
「待て」をつづけられるようになったら、
とても大きな成長です。

ワンちゃんに「よし」と声をかけて、
頭をなでで、ほめてあげてください。

そのあとは、飼い主さんは、
「待て」とワンちゃんに命じてから、
リードを離して、時計回りや反時計回りだけでなく、
ワンちゃんのまわりを、
8の字やランダムにふらふら歩いてみましょう。

それでも、じっとしていられるようになったら、
「待て」のしつけは終了となります。

ワンちゃんが「待て」をおぼえたらできること

ワンちゃんが「待て」をおぼえれば、
エサをあげるときに我慢させたり、
散歩のときに、信号待ちさせたり、
ほかのワンちゃんとの接触をコントロールできるようになるので、
しつけるのが、難しいようでも、
がんばって、おぼえさせるようにしてください。

ということで、今回は、
「ワンちゃんに『待て』をおぼえさせる方法」
をお送りいたしました。

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