愛犬生活

犬のしつけ教室のトレーニング内容は?

ふせをする犬達 01-23-01

犬のしつけは、素人では限界がある部分もあります。

そのような場合はしつけ教室を利用するのがベストですが、ここでは犬のしつけ教室がどのようなものなのか解説します。

主な内容

まず、「スワレ」「マテ」などの基本的動作を教えます。

このような基本的なしつけであれば、家庭でも出来ている場合が多いでしょうが、あえて最初はこれをやります。

理由は、その訓練士さんに犬を慣れさせるためです。

まだ訓練士さんに会ったばかりの状態で、その人に対する抵抗感がある中で、新しい高度なしつけをするのは難しいからです。

まずはウォーミングアップのような感覚で、犬と慣れ親しむために、こうした初歩的なしつけをします。

また、こうした基本のしつけでもどのように訓練士さんが教えるのか観察することで、飼い主にとっても勉強になります

自分がすでに教えたことがあるものであれば、自分とプロの違いもよくわかるので、その違いを確認するための機会としてこれらは非常に有効でしょう。

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しつけ教室の種類

しつけ教室にもいくつかの種類があります。それぞれ説明します。

・通いレッスン
これは2通りにわかれます。グループレッスンと個人レッスンです。

グループのメリットは他の飼い主さんもいるので、友達が出来たりしつけについての情報交換が出来るということです。

また、犬が他の犬に対して抵抗を持たない場合であれば、犬のコミュニケーション力を高めることにもつながります。

逆にデメリットとしては、犬がまだ他の犬に慣れていない時には、怖がってしまいトレーニングどころではなくなってしまう、ということが挙げられます。

なので、犬の他の犬に対する抵抗度を考えながら選ぶようにしましょう。

個人レッスンの場合は上の逆で、他の犬を怖がっている段階の犬にはおすすめです。

デメリットとしては、上に書いた他の飼い主さんとの交流や情報交換の機会が失われます。

ただ、訓練士さんとはマンツーマンでその犬に合わせた最適なプランが立てられるので、これは大きなメリットと言えます。

・出張レッスン
これは自宅に訓練士さんが来てくれるというものです。

出かける時間がない方や、犬を教室に連れて行くための自動車などを持っていない方におすすめです。

また、自分の家の飼育環境に合わせたトレーニングをしてくれるため、例えば散歩に関するトレーニングであれば、自宅周辺の散歩コースでトレーニングをしてもらえます。そのため、その効果が自分でも引き継ぎやすくなります。

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・委託訓練
犬を一定期間教室にあずけて、そこで集中的に訓練してもらうものです。

大体3ヶ月から6ヶ月ほどかかる場合が多いようです。

ただ、これは必ず効果が出る反面、訓練所から帰ってくると元に戻ってしまうというケースも多いので、出来るだけ通いトレーニングや、出張訓練を利用する方がいいと言われています。

また、委託訓練ではあっても飼い主も参加したいときは参加できるというスタイルもあるので、そうしたものであれば、出来るだけ参加してプロのしつけを学ぶようにしましょう。

参考記事:犬のしつけ教室の探し方・ポイント

子犬の訓練について

子犬のためのしつけ教室は沢山あります。

やはり子犬の時代が一番ニーズが多いので、子犬専門にコースを設置している教室が沢山あるのです。

こうしたものはパピークラスと呼ばれていますが、これのいい所は、成犬がいないため、他の犬を怖がることがないというものです。

やはり子犬にとってよその成犬は怖いものです。

成犬が同じ空間にいるだけで、人懐っこい子犬でも威圧感を感じてしまい、それによってしつけに身が入らないということはよくあります。

しかし、仔犬専門であればそのようなこともないので、特に怖がりの仔犬や体が小さいタイプの犬であれば、このようなクラスを選んで参加するのがいいでしょう。

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