愛犬生活

犬の噛み付きのデータを記録する

犬の噛み付きを防ぐしつけをするためには、犬の噛み付きをよくチェックする必要があります。

まるで運動部の監督が選手のコンディションや成績をチェックするように、小まめに記録し、そこから対策を立てていくのです。

ここでは、そのような噛み付き防止のためのチェックについて紹介します。

噛み付いたケースを記録する

犬がどのような状況で噛み付くかはケース・バイ・ケースです。

犬種によっても傾向が違いますし、さらに同じ犬種の中でもその犬によって違います。

さらに同じ犬だったとしても、その時々の精神状態や健康状態によって違ってきます。

フラストレーションが溜まっている時には噛みやすくなりますし、口内炎など何か体に異常を抱えている時にはこれもイライラの原因となり、噛み付きやすくなります。

このように、その時々の犬の状況をチェックしておくということがまず肝心です。

次に、そうした状況に何がプラスされた時、実際の噛み付きに至ったかということを記録します。例えば、イライラしているところに初めての人が家を訪問してきて、大声を出して挨拶をしたら噛んだ、というような行動記録です。こうした記録をつぶさにとることによって、その犬が人に噛み付くパターンが見えてきます。

前兆として現れた行動を記録する

上の記録では「どのような時に噛んだか」ということをチェックしています。

ここで次に記録したいことは「その前兆として何かがあったか」ということです。

犬の噛み付きの前兆としてよく見られる行動は、唸る、固まるなどのボディランゲージです。これが一番わかりやすいので、これは多くの人が気がつくことでしょう。唸るよりさらに進むと、歯をむき出しにするなどのボディランゲージも示します。

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また、上のボディランゲージは好戦的なものですが、もっと平和的なボディランゲージでカーミングシグナルというものもしばしば見せます。

これは「相手に敵意がないことを示す」ボディランゲージであり、例えば円を描いてあるく、ゆっくりとした動作をする、あくびをする、などが挙げられます。

中には人間が同じような場面で演技としてするようなもの(あくびをしたフリをする)などもあり、非常に勉強になります。

このような記録を取っていれば、どういう場所で他者に対して緊張するのか。どういった場所なら緊張しないのか、ということも見えてきます。また、今後前兆行動を示した時に、すぐにそれに気づいて対応できるようになります。

噛まれた時の傷をチェック

さらに噛まれた時の傷跡をチェックするというのも大事です。どのくらいの力で噛まれたのかということが、これでわかるからです。

具体的には、内出血のようになったとか、刃が当たった所が擦り傷程度にむけた、とか、皮膚が裂けて出血したなど、できるだけわかりやすく描写します。

そして、出血するレベルの噛み付きが何度も続いた場合には、今後かなりの確率で大きなトラブルに繋がる可能性が高いと考えて、医者に見せる必要があります。

このように傷跡をチェックすることによって、牙が当たっただけなのか、本気で噛んだのかということもわかります。歯型が残っているということは本気で噛んだということであり、ただ牙に引っかかって切り傷や擦り傷が出来たというだけであれば、本気で噛んだとはいえません。

こうした犬の噛み付きの本気度によっても、その後取るべき対応のレベルが違ってきますので、噛まれた時の傷跡というのは非常に貴重な情報源ということが出来ます。

犬の噛み付きのしつけに限らず、なんでも記録を取るということは大事です。記録がたまっていくうちに、飼い主さん自身のモチベーションにもつながるでしょうから、ぜひチャレンジしてみて下さい。

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