愛犬生活

犬が人を噛むケース ~お気に入りを奪われた時~

犬が人間に噛み付くケースにはいくつかのパターンがありますが、その中で特に多いものが「自分のお気に入りを守るため」というものがあります。

具体的に説明します。

一番は食べ物

まずは食べ物です。食べ物を奪われるということは犬にとって死を意味しますから、食べ物が奪われそうになると犬は必死で抵抗し、とっさに噛み付いてしまうことがあります。

たとえばまだしつけが出来ていない段階で、おやつをあげようとしたとします。

そして、それを犬の目の前に落としてしまい、それを飼い主が拾おうとした際に、犬が噛み付くということがあります。

これは、「おやつを奪われる」と思ったからです。

元々飼い主のものなのだから、奪われるも何もないのですが、犬は本能的にそう判断するのです。

人間と同じように合理的に考えられるのは、しつけがある程度済んでからであり、それまでは、目の前のエサを誰かが持っていこうとしたら、それが誰であれ噛み付いてしまうのです。

これが犬が生きるための本能なのです。

なので、食べ物を奪おうとしていると勘違いされるような動作には、特に慎重になるようにしましょう。

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人間にとってはどうでもいいものも、宝物

さらに、食べ物以外で人間にとってはどうでもいいと思えるものでも、犬にとっては宝物であったりします。

具体的には、散歩中に見つけたおもちゃ、ごみ、ティッシュなどです。このような人間からしたら汚くて早く捨てて欲しいようなものでも、犬にとっては宝物であったりします。

その理由は、犬が好む臭いがついているということもありますし(人間にとっては臭い香りです)、その他にも噛みごたえがよかったとか、色々な理由があります。

元々捕食動物である犬は、獲物を倒した後その肉を持ち帰ろうとする性質があります。

この性質が高じて、肉以外のものでも気に入ったものは持ち帰って誰にも奪われないように隠しておくという行動が身についているわけです。

特に室外犬であれば、上に書いたようなゴミをわざわざ地面を掘ってまで隠そうとしているのを見て、飼い主の人々が不思議がっていることでしょう。

犬の好みを尊重してあげる

上のように人間の趣味のようなものを持っている犬ほど、頭がよく人間の言葉もよく理解できるようになります。

なので、このような傾向が見られるというのはとてもいいことです。

犬も人間と同じで、文化的な心があればあるほどいいのです。そのためこうした本能はくれぐれも責めないようにしましょう。

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ただ、あまりにも沢山ゴミを持ち帰られると飼い主としてはやはり困るものです。

そうした時はくわえているものを離させるために、お気に入りのおやつで気を引くなどして解決しましょう。

つまり「よりいいもの」を見せることでそっちに注意を引くわけです。

そうしておやつを食べるために口を開けた時に、ゴミなどを落としたのを見計らって、その場を離れるようにしましょう。

犬としては、おやつを食べ終わった後、しまったと思うかも知れませんが、ただゴミを奪われるよりも、一応おかしという戦利品はあったため、満足はしてくれます。

車などを追いかけるのは、別の本能

車や自転車に追い抜かれると、犬はついつい追いかけてしまうものですが、これは別に車や自転車が好きなわけではありません。

これは犬の捕食行動の本能によるものであり、速い動物(車)を見るとついつい追いかけたくなってしまうわけです。

速い動物を追いかけて捕まえることこそが、犬のアイデンティティだからです。

これについてはしつけも必要なのですが、このような動物としてのプライドを持っていることは重要なので、その生き生きとした本能は失われないようにしながら、うまくしつけをしましょう。

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