愛犬生活

犬の噛み癖を直す便利なグッズ

いぬ かみぐせ  3-17-01
犬の噛み癖を治すにはしつけももちろん大事ですが、グッズによって解決できることもあります。

ここではそのような、犬の噛み癖を治す便利なグッズについて書きます。

口輪・エリザベスカラー

■口輪
口輪というのは、犬が噛み付くことができないように口に装着する、紙コップのような形をしたものです。

これによって口を完全に開けないようにします。口が開けないので、何かを噛もうと思っても、物理的に噛みようがありません。

口輪には色々なタイプがあります。

例えばバスケットタイプのものは口が全部覆われるのではなく、カゴのような形状になっているので通気性が良いです。

同じくメッシュタイプのものは、一応口が全部布で覆われていますが、その布がメッシュになっているため通気性はかなり高くなっています。

口輪をすると犬が口を開けなくなりますが、犬が口を開くというのは体温調節のために必要なことです。

そのため、口輪をする時は出来るだけ通気性をよくしてあげて、口の周辺が暑くならないようにしてあげる必要があります。

そういう点でも、バスケットタイプやメッシュタイプの口輪は犬にとって非常にいいと言えるでしょう。

また、おしゃれを重視するのであれば布タイプのものもあります。布タイプはデザインが豊富であり、特に犬に服を着せる場合は、それとおそろいにするということも出来るので、ファッションにこだわる飼い主さんにおすすめです。

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■エリザベスカラー
これはいわゆる「襟巻き」です。シャンプーハットのようなものだと想像してください(シャンプーハットは頭につけますが、それを首周りにつけます)。

これがついていると、口を何かに近づけようとしても、このカラーが引っかかるために近づけません。

口が近づけられないということは、自然と噛み付くことも出来なくなります。

エリザベスカラーが口輪に比べて優れている点は、口輪と違って口を開けて体温調節が出来るということです。

この体温調節は犬にとって欠かせないものなので、口を開けないタイプの口輪は長時間の散歩や暑い時間帯の散歩が出来ませんが、エリザベスカラーであればそれも可能となります。

少し外見が変わっているので、目立つのがいやだという飼い主さんは抵抗があるかも知れませんが、最近はおしゃれなデザインのものも増えているので、ファッションだと思ってつけさせる、という考え方もありです。

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ビターアップルのスプレー

犬の噛み癖にも、人間に対するものと、物に対するものがあります。

そして、物に対する噛み癖の場合には、ビターアップルのスプレーがおすすめです。これは犬が非常に嫌がる臭いであるため、これを吹きかけた家具などを犬は噛むことをしません。

時間が経過して臭いが薄れてくるとまた噛み始めることがあるので、定期的にスプレーをするようにしましょう。

このビターアップルのスプレーは噛み癖の解消だけでなく、あらゆるしつけにおいて有効です。犬を近づけたくない場所、触れさせたくない場所にはとにかくこれをかければいいわけですから、非常に効果的で簡単な方法でもあります。

ただ、犬にとってはこの香りは当然ストレスとなります。

なので、使いすぎると犬のフラストレーションが溜まってしまい、他の面で悪影響が出ることがあります。

なので、あくまでどうしても噛まれたくない、舐められたくないという場所にだけ使うようにし、出来るだけ使用は控えた方がいいでしょう。

その他のアイテム

■メッシュカバー
犬がよく噛み付くもの(噛んでビリビリ破るもの)に、トイレ用のシートがあります。

いわゆるペットシートですが、これを噛まれないようにするにはメッシュカバーをかけるという手があります。

これはバーベキューの金網のようなもので(実際はもっと肌触りのいいものですが)、これをペットシートにかぶせておくと、この金網が邪魔になって下のシートを舐めたり噛んだり破いたりすることが出来ません。

ペットシートを噛んでやぶるというのは、犬の噛み癖の中でも特に多いものです。

なので、そのようないたずらや癖に悩んでいる飼い主さんも多いでしょうが、その場合はこのメッシュカバー一つで解決します。

■サークル
サークルは万能なアイテムの一つです。噛み癖の解消にしても、サークルによって犬の行動範囲を制限することで、噛まれたくない家具などから遠ざけることができるし、来客などがあった時にも、来客に近づけないようにすることが可能です。

非常にシンプルなアイテムではありますが、噛ませないマネジメントのために非常に役立つものです。

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