犬がおかしな歩き方をする!どんな原因が考えられる?
ワンちゃんの歩き方がおかしい!どんな原因があるの?
一般に、歩くのことがとても好きなワンちゃんは、
その歩きかたに、健康状態がよくあらわれます。
もし、飼われているワンちゃんが、
おかしな歩き方をしていたら、
からだになにか異常がある可能性が高いので、
よく調べてあげる必要があります。
ということで、今回は、
「ワンちゃんがおかしな歩き方をしていたら、
どんな原因が考えられるか?」
をお送りします。
まずはワンちゃんをよく観察しましょう
ワンちゃんがおかしな歩き方をしているとき、
いちばん多い原因は、あたり前かもしれませんが、
足にケガをしている場合が多いのです。
まずは、ワンちゃんの歩き方をよく観察して、
どの足をかばって歩いているかを、見極めてください。
そして、その足の関節、足のうら、ツメ、皮ふなどをよく調べ、
ケガをしている箇所がわかったら、
すぐに病院に連れていってあげてください。
ワンちゃんの足のうらを調べるときは、
足首をうしろに曲げると、
ワンちゃんが嫌がらずに、よく見ることができますので、
お試しください。
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もし、どんなに調べても痛がる箇所がなかったときは、
重い病気の可能性もあるので、
より一層の注意が必要となります。
つぎに、ワンちゃんの歩き方による、
ケガ、病気の見分け方をご紹介します。
ワンちゃんが足を引きずっている場合
まずは、ワンちゃんが足を引きずっている場合。
もし、左右の足のどちらかだけ引きずっているときは、
脱臼や骨折の可能性が高いと考えられます。
片方でなく、両足を引きずっているときは、
椎間板ヘルニアや脊髄の異常によって、
脊椎の神経の異常が出て、
足を引きずっている可能性が高いので、
早急にお医者さんに連れていく必要があります。
このとき、ワンちゃんが、
お医者さんまで歩いていくのがつらいようであれば、
大きな板のようなものを用意して、
痛む箇所が、横や上になるように注意して、
運んであげてください。
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板が用意できなかったり、
小さいワンちゃんや子犬の場合は、
バスタオルのうえに乗せて、
四隅を引っぱって、板の代わりにして、
運んであげましょう。
ワンちゃんが足をふらふらさせている場合
つぎに、ワンちゃんが足をふらふらさせて歩いている場合。
もし、そのまえに、
気温の高い場所で、長い時間すごしていて、
呼吸が荒かったり、よだれが出ていたりしたら、
熱中病の可能性が高いので、
すぐに涼しい場所に連れていって、
からだの水をかけて冷やすなど、
早急な手当てをしてあげる必要があります。
また、そのような前兆がなく、
常にふらふらと歩いているときは、
脳の病気など、神経に異常が出ていて、
マヒを起こしている可能性があるので、
お医者さんに連れていって、
精密検査を受けさせる必要があります。
ワンちゃんが不規則にヒョコヒョコ歩いている場合
さいごに、ワンちゃんの歩くテンポが不規則で、
ヒョコヒョコと歩いている場合。
股関節や腰の骨に、
ケガや病気を患っている可能性が高いと考えられます。
もし、前足の歩幅とくらべて、
うしろ足の歩幅が極端にせまいときには、
パーセス病や股関節の形成不全など、
股関節の病気の可能性が考えられます。
ワンちゃんが子犬の場合
ワンちゃんが子犬で、
足が曲がっているようであれば、
くる病の可能性も考えられます。
また、ワンちゃんが栄養不足の場合、
前足がO脚で、うしろ足がX脚になることもあるので、
こういったときは、
あたえるエサを見なおす必要があります。
ということで、今回は、
「ワンちゃんがおかしな歩き方をしたときに考えられることと、
その処置の仕方」
をお送りいたしました。
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