愛犬生活

ついに我が家に子犬が!どのように連れてきて、どのように迎えたらいい?

3匹の子犬  04-18-05

ワンちゃんをおうちに連れてくるには

ペットショップからか、ブリーダーさんの家からか、
飼い主さんの家からか、
あなたがもらい受けるワンちゃんが決まりました。

そんなときに、どんなにことに注意したらいいか?

それが、今回のテーマです。

まず、もらい受けに行くのは、何時ぐらいがいいか?

一般的に、明るいうち、午前中がいいと言われています。

午前中ならば、大概のワンちゃんは起きています。

寝ているときにもらい受けるのではなく、
ワンちゃんが起きているときに、
もらい受け、移動したほうが、

ワンちゃんが、自分になにが起きているかわかって、
混乱せずに済むのです。

夜までに、半日ほどありますので、
ワンちゃんが寝るまでに、
おうちに慣れる時間を多くとれるのも、
午前中に、ワンちゃんを連れてくるおおきな利点になります。

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ワンちゃんの移動

では、ワンちゃんをもらい受け、
じっさいに、移動させるときにはどうしたらいいか?

どうしても、自転車以外に移動手段がない場合は仕方ないですが、
徒歩、自動車、またはタクシーでの移動をおすすめします。

というのは、
子犬は慣れないケージに入れられて移動させられると、
とても怖がってしまう場合が多いからです。

徒歩で移動できる距離であれば、抱きかかえて連れ帰る。

自動車かタクシーで連れ帰る場合は、
ケージに入れたり、座席に乗せたりせず、
膝のうえで抱きかかえて移動すると、
ワンちゃんは不慣れな移動時、
比較的リラックスした気持ちでいることができ、
また、「この人は飼い主さんなんだ」と、
あなたへの信頼感が高まります。

ワンちゃんを抱くときは、
うしろから抱えるようにして、
あなたが右利きの場合は、
右手でワンちゃんの胸のあたりを押さえ、
左手で、おしりやうしろ足を抱きかかえるのが、
ワンちゃんに負担がすくないベストな姿勢となります。

抱きかかえているとき、
怖々と扱うと、ワンちゃんも怖がってしまうので、
度胸を据えて、しっかり自分の胸につけて、
抱きかかえるようにしてください。

あなたとワンちゃんのからだがしっかりと触れ合って、
スキンシップが取れれば、
ワンちゃんは安心して、あなたに身をまかせて、
信頼関係が築かれていきます。

ワンちゃんがおうちに着いたら

では、こうしてワンちゃんの移動が終わり、
あなたのおうちに着いたら、なにをしたらいいでしょうか?

答えは、「そっとしておいてあげてください」です。

待望のワンちゃんがおうちに到着し、
とにかく、見たり、触ったり、エサをあげたり、
遊んだりしたい気持ちはとてもわかります。

でも、ワンちゃんを自分に当てはめて考えてみてあげてください。

不慣れな旅をして、いままでに来たことのない、
新しい家に来て、たいへん疲れているはずです。

そこを、あれこれいじったり、
ご飯を無理にあげたり、無理に遊ぼうとしたら、
たいへんプレッシャーになってしまうはずです。

ここガマンの子になって、
ワンちゃんをサークルのなかの寝床に置き、
おうちに慣れるまで、そっと休ませてあげてください。

このとき、ブリーダーさんか前の飼い主さんから、
ワンちゃんが使っていた、
使い慣れたタオルや毛布など
をいただけるなら、
ぜひいただいて来てください。

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サークルのなかの寝床に、
自分のにおいの付いたタイルや毛布を敷いてあげると、
そのにおいや慣れた肌触りでリラックスし、
おうちに早く慣れる助けになります。

サークルは家族がわいわい話す場所や、
テレビがかかっている場所からは離して、
風通しのよい、静かな、
快適に過ごせる場所に置くことも忘れないであげてください。

参考記事:犬に快適な住まいとは?おうちのなかで飼うときに気をつけること

もし、連れてきたワンちゃんに適応力があって、
自分からサークルを出てきて、
かまってほしい、遊んでほしいと催促するようであれば、
ワンちゃんが疲れない程度で、
遊んでリラックスさせてあげてください。

ワンちゃんの食事

ここで、気になるのは、
連れてきた当日、
「ワンちゃんへのエサはどうしたらいいだろうか?」
ということだと思います。

成犬は朝昼晩の3回きちんとエサをあげればいいのですが、
子犬はすこしあげ方が異なります。

参考記事:年齢によって変わります!犬へのエサのあげ方

エサは1日、4、5回に分けて、
人間でいうと、1日中おやつをあげるような感じで、
すこしずつ与えるのです。

おうちに来るまえに食べていたものと変わると、
適応するのに時間がかかって、
痩せてしまうこともあるので、
ペットショップ、ブリーダーさん、前の飼い主さんに、
どんなエサをあげていたのかをちゃんと聞いて、
まずはおなじエサをあげると、
ワンちゃんへのプレッシャーがなく、
いつも通りの食事ができやすいので、
前の飼い主さんに、
ワンちゃんがどんなエサを食べていたかを、
きちんと聞いておいてくださいね。

お皿に新鮮なお水をいれて、
いつでも飲めるようにするのも、忘れないであげてください。

ワンちゃんでも夜泣きする

そして、連れてきた日の夜になり、
新しい飼い主さんを困らせることがよく起きます。

それは、夜泣きです。

ワンちゃんも人間とおなじに子犬は夜泣きをするのです。

まだ子犬なのに、お母さん犬や兄弟犬から別れて、
慣れないおうちに連れて来られたのです。
無理はありません。

環境になれるまで、
2、3日経てば、おさまりますので、
あたたかく見守ってあげてください。

ですが、ここで注意が必要です。

夜泣きするからといって、
過剰にかまってあげたり、抱っこしてあげたりすると、
「泣けばかまってくれる」と思いこみ、
いつまでも夜泣きをするワンちゃんになってしまいます。

湯たんぽやペットボトルに人肌ほどの温度のお湯をいれ、
タオルで巻いて、ワンちゃんのそばに置いてあげると、
ワンちゃんは落ち着きます。

過剰にかまわず、
飼い主さんもガマンして、
ワンちゃんがおうちに慣れるのをじっと待ちましょう。

ということで、
今回はワンちゃんをおうちに連れてくるときに注意することでした。

初日は、ワンちゃんにとって、
その後に影響するとても大切な日です。
注意してあげてくださいね。

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