犬にノミがいる!どうしたらいいの?
ワンちゃんのノミ対策
飼われているワンちゃんにノミがいるみたい、
または、飼っているワンちゃんに、
ノミがつかないふうにするにはどうしたらいいの?
そんな悩みを持たれている飼い主さんは、
すくなくないのではないでしょうか?
というわけで、今回は、
「ワンちゃんとノミ」についてお話しましょう。
寒い冬のあいだは、ノミはじっといますが、
春さきから夏へと、あたたかくなると、
活動期間にはいって、
ノミは卵を産んで、爆発的に増えていきます。
なんと、ノミは早いものは、
孵化して、わずか10日で成虫になって、
卵を産める状態になるのです。
そして、ノミが一生のうちに産める卵の数は、
400万~500万個というから、おどろきです。
そんなノミは、あなたのワンちゃんに、
寄生虫や皮ふ病をもたらせるので、
注意と積極的な対策が必要になります。
おうちのなかや、わんちゃんのベッドを、
どんなに念入りに掃除して、
清潔にしているつもりでも、
ノミを完全に排除することは、
不可能に近いといわれています。
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ワンちゃんを散歩に連れていったとき、
ほかのワンちゃんから直接、
または、ほかのワンちゃんが落としていったものや、
草むらに棲むノミなどが、
ワンちゃんのからだに付いてしまうからです。
では、どうやって、ノミへの対策をしたらいいか?
ワンちゃんを散歩に連れていって帰ってきてから、
全身をていねいにブラッシングしてあげて、
ノミをとってあげる必要があります。
ノミ取り専用の「ノミ取りコーム」をつかって、
背中を中心に、ブラッシングをしてあげると、
よく取ることができるので、お試しください。
ワンちゃんにノミがいるかどうか見分ける方法
つぎに、ワンちゃんにじっさいに、
ノミがいるかどうか調べるにはどうしたらいいか?
その方法をご紹介いたしましょう。
ワンちゃんをよーくブラッシングしたあと、
新聞広告などのおおきな白い紙をひろげて、
そのうえで、ブラシやノミ取りコームに、
引っかかったものを落として、
広げて観察してみましょう。
ちいさな黒い粒があったら注意です。
試しに、水につけてみてください。
赤く変色したら、それはノミのフンです。
ワンちゃんに、ノミがいる証拠なので、
より積極的に、ノミへの対策をする必要があります。
こんなにあるノミ対策グッズ
では、ノミへの対策はどのようにしたらいいか?
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ペットショップ、動物病院問わず、
数多くのノミ対策グッズが販売されていますので、
ご紹介しましょう。
まずは、ノミ取り首輪。
これが、ワンちゃんのノミ予防で、
いちばんメジャーな商品です。
殺虫成分をしみ込ませた首輪をつけることで、
ワンちゃんの全身に成分をじょじょに浸透させて、
ノミを退治したり、予防したりできる首輪です。
つぎに、ノミ取りシャンプー。
ノミ専用のシャンプーです。
これで、ワンちゃんをあらってあげることで、
殺虫成分でノミを退治して、ノミのフンを洗いながし、
ノミの予防にもつながります。
つぎに、滴下剤(てきかざい)。
動物病院でもらう場合が多く、
ワンちゃんの首のうしろに滴下(てきか)すると、
殺虫成分が、ワンちゃんの皮ふへの吸収されて、
ノミがワンちゃんの血をすったときにノミを殺すものと、
ワンちゃんのからだ全体へと殺虫成分がひろがっていって、
ノミを死滅させるタイプのものがあります。
ワンちゃんの種類や、ノミの種類、用途によって、
お医者さんとよく相談して、選ぶ必要があります。
つぎに、飲み薬。
これも、お医者さんにもらうもので、
ワンちゃんに月1回ほど飲ませると、
殺虫成分がワンちゃんのからだにひろがり、
ノミがワンちゃんの血を吸うと、
ノミやノミの卵の成長をとめることができます。
そのほかにも、
ワンちゃんの皮ふに殺虫成分を直接噴霧するスプレー剤、
ワンちゃんの皮ふに殺虫成分を直接散布するノミ取り粉、
などがあります。
ワンちゃんがかゆがっていたり、
ブラッシングをしていて、ノミやノミの卵をみつけたときは、
あきらかにノミの駆除が必要となりますので、
そのときは、すぐに、
動物病院やペットショップに相談して、
殺虫効果のある薬で、ノミの退治をおこなってあげてください。
また、ワンちゃんにノミがついてなくとも、
どこでノミがついてくるかわからないため、
あらかじめ、ノミの予防薬をのませて、
ノミからふせいであげることも大事です。
というわけで、今回は、
ワンちゃんのノミ対策をお送りいたしました。
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