愛犬生活

犬の爪が伸びた!どうやって切ったらいいの?

つめきり 04-24-01

ワンちゃんの爪は切ってあげる必要があります

昔は、ワンちゃんが外で飼われることが多く、
勝手に、走り回っていましたので、
爪は自然と削られていました。

しかし、いまはワンちゃんをおうちで飼われる方が多くなり、
あまり運動をしないワンちゃん、
散歩で短い距離しか歩かないワンちゃんが増え、
爪がのびるスピードのほうが、
爪が削られるスピードより早くなって、
飼い主さんがしっかり爪を切ってあげる必要ができました。

きちんと爪を切ってあげないと、
カーペットや床、アスファルトなどに引っかかって、
ケガをしてしまったり、
ワンちゃんがからだをかいたときに、
爪で皮ふを傷つけてしまうこともあるので、
まめにチェックして、切ってあげなければなりません。

では、どのようにして、ワンちゃんの爪を切ったらいいのか?

というわけで、今回は、
「ワンちゃんの爪を切る方法」について、
お送りします。

スポンサーリンク

ワンちゃんの爪の構造を理解しよう

まず、爪を切るまえに、
ワンちゃんの爪の構造を、
知っておいたほうがいいでしょう。

ワンちゃんの爪は、中心に血管があり、
そのまわりを神経が覆っていて、
そのまわりを爪が覆っている、
という三層構造になっています。

なので、爪を切るときは、
血管と神経を切ってしまったり、
傷つけないように注意しなければならないのです。

ワンちゃんの爪の切り方

では、つぎに、
実際のどのように爪を切ったらいいかに移りましょう。

まず、ワンちゃんの足さきを持って、
肉球を飼い主さんの親指でギュッと押して、
ワンちゃんの爪を出します。

爪の色が白いワンちゃんであれば、
電気スタンドなどの強い光をあてると、
爪が透けて見えて、血管と神経の部分を、
見極めることができる
ので、試してください。

そして、血管と神経の場所をたしかめたら、
ワンちゃん用の爪切りで、
一息に、バチンと切りましょう。

スポンサーリンク

爪を切られることが好きなワンちゃんは、
ほとんどいないので、
何度も切ろうとすると、
ワンちゃんが嫌がって、暴れだしてしまうこともあるので、
切る場所を決めて、素早く一度で切ることが重要です。

ワンちゃん用の爪切りは、大きく分けて、
ハサミタイプとギロチンタイプの2種類あります。

ハサミタイプは、太い爪を切るのに適し、
ギロチンタイプは、小さな爪を安定して切ることができる
ので、
自分の飼われているワンちゃんに適した、
爪切りを選んであげてください。

黒い爪のワンちゃんの場合

つぎに、黒い爪のワンちゃんの場合はどうすればいいのか?

黒い爪のワンちゃんは、
爪を強い光に当てても、血管と神経の場所が確認できません。

なので、ワンちゃんが暴れないよう気をつけながら、
爪の先から少しずつ切っていって、
爪の断面に、うずまきのような模様が現れたら、
血管や神経の手前だという合図
なので、
そこで、切るのをやめにします。

そのあとは、白い爪のワンちゃんも、
黒い爪のワンちゃんも同じように、
爪の切り口のギザギザを爪切りで切って、
丸く整えてあげましょう。

ワンちゃんが嫌がらないようであれば、
人間とおなじように、
ヤスリをつかって、整えてあげてもいいでしょう。

爪のなかの血管や神経を切ってしまってもあわてない

もし、爪のなかの血管や神経を切ってしまっても、
あわてないでください。

爪を切ったことのある飼い主さんなら、
多くの方が、経験していることなのです。

ワンちゃん専用の爪の「止血剤」をぬって、
ワンちゃんが爪をいじらないように、
包帯などで覆っておけば、すぐに血は止まるので、
安心してください。

止血剤は、お医者さんやペットショップで扱っているので、
爪を切るまえに、用意しておくといいでしょう。

お風呂のあとがベスト

また、ワンちゃんをお風呂にいれたあとのほうが、
爪がやわらなくなって、切りやすくなるので、
お風呂のあとに、爪を切るようにすると、
飼い主さんが切る負担がすくなくなるでしょう。

というわけで、今回は、
「ワンちゃんの爪の切り方」について、
お送りいたしました。

スポンサーリンク

サブコンテンツ

このページの先頭へ