犬の耳そうじをしたい!気をつけることとは?
ワンちゃんの耳そうじをしたい
人間に耳そうじが必要なように、
やはり、ワンちゃんも耳あかがたまったり、
耳のなかが汚れたりするので、
飼い主さんが、耳そうじをしてあげる必要があります。
しかし、耳の穴は奥まったところにあって、
ワンちゃんの場合、
毛におおわれていたり、垂れていたりもして、
どうやって、耳そうじしたらいいかわからない、
という飼い主さんが多いのではないでしょうか?
というわけで、今回は、
「ワンちゃんの耳そうじをする方法と、
耳そうじのときに気をつけること」
をお送りします。
耳が立っているワンちゃんの耳そうじの仕方
では、どのようにワンちゃんの耳そうじをしたらよいのか?
まず、耳が立っているワンちゃんの場合。
耳の立っている種類のワンちゃんの耳は、
穴のなかが外から見えやすく、
穴のなかをさわりやすく、
また、風のとおりが良いため、湿気がこもることがなく、
清潔に保たれているので、
比較的、耳そうじをするのは簡単です。
スポンサーリンク
ガーゼや脱脂綿を指に巻きつけたり、
綿棒をつかったりして、
耳あかや耳の汚れをきれいにしてあげましょう。
耳が垂れているワンちゃんの耳そうじの仕方
つぎに、耳の垂れているワンちゃんの場合。
耳の垂れている種類のワンちゃんは、
耳のなかが外から見えにくく、
耳のなかをさわりづらく、
また、風のとおりが悪いため、
耳のなかが湿気をおびやすく、不潔になりがちです。
そのままにしておくと、
耳のなかに炎症が起きたり、
ヘタをすると、ダニや寄生虫が繁殖してしまう、
という危険もありますので、
常に、飼い主さんが気をつかって、
清潔にたもってあげる必要があるのです。
耳の垂れているワンちゃんは、
耳のなかの毛をカットするか、
抜くなどして、通気をよくしてあげてください。
また、雨のなかを散歩したり、
水遊びをしたり、お風呂にはいったあとなどは、
耳のなかに、水分がたまってしまいますので、
タオルをつかって、
十分にふき取ってあげなければなりません。
ワンちゃんの耳そうじの手順
では、具体的に、どのように耳そうじしたらいいのか?
順をおって、ご説明しましょう。
スポンサーリンク
注意しておかなければならないのが、
耳はワンちゃんにとって、デリケートで、
さわられるのを嫌がりやすい場所である、
ということです。
なので、無理にさわろうとせずに、
まずは、頭をなでてあげ、
つぎに、耳のうしろをさわって慣れさせてから、
耳のまわりをなでて、
じょじょに、耳の内側をさわるようにする、
という気づかいが必要なのです。
つづいて、飼い主さんが、
ワンちゃんの耳にさわれるようになったら、
どのように、耳そうじをしたらいいか、
をご説明しましょう。
まず、ワンちゃんを飼い主さんのひざのうえに、
のせるなどして、動かないように固定しましょう。
そして、顔も動かないようにしっかり固定します。
固定したら、左手で耳のまわりをしっかり押さえて、
外耳道、つまり耳の穴、に生えている毛を、
右手で慎重に抜きとっていきます。
耳のなかの毛をきれいに抜きとったら、
今度は、綿棒をつかって、
耳のなかをきれいに、そうじしていきましょう。
綿棒はワンちゃんの耳の大きさにあった、
ちいさいものをつかい、
ぬるま湯やベビーオイルなどで、
すこし湿らせておくと、
ワンちゃんの耳にやさしく、
耳あか、耳の汚れが落ちやすくなります。
ただし、あまり耳の穴の奥までいれると、
なかを傷をつけてしまうおそれがありますので、
綿棒をいれるのは、
あくまで、見える範囲にひかえてください。
耳の穴の奥が汚れていたり、
耳あかがつまっているようであれば、
お医者さんに連れていって、
処置してもらってあげてください。
このようにして、耳そうじが終わりましたら、
さいごに、ガーゼか脱脂綿で、
耳の水気をよく取って、
湿気をのこさないようにしてあげましょう。
お手入れは、1か月に一度を目安にして、
ワンちゃんの耳が清潔に保てるよう、
心がけてあげてください。
ということで、今回は、
「ワンちゃんの耳そうじの仕方と、
耳そうじのときに気をつけること」
をお送りいたしました。
スポンサーリンク